手掌多汗症の内視鏡外科手術
内視鏡というと胃カメラとか大腸などの検診や手術に用いられる器具ですが、この器具を使って手掌多汗症を治療する方法に内視鏡外科手術があります。
手掌多汗症は手のひらに大量の汗が出る局所多汗症です。この手のひらに大量に汗が出るのは背骨にある交感神経からの指令によります。この交感神経からの指令を届かないようにするのが内視鏡外科手術です。
内視鏡外科手術はわきの下のヒフをわずか2~4ミリ切開して行われます。カメラのついた細い管をそこから挿入し、胸腔と通って背骨の近くにある交感神経を切断します。この交感神経は左右の手それぞれにあるので、手掌多汗症の治療には両方の切断が必要になります。手術の時間は一方向で20分ほどです。その為、手術ではありますが、入院の必要はありません。傷跡の小さく目立ちません。
ただ、この内視鏡外科手術のあとは手のひらに汗をかかなくなります。それに付属して手のひらとつながっているわきの下や首などからも汗が出なくなります。手のひらなどは乾いているのに、他のところからだけ汗が噴く出すようになる事もあるのでその点、施術前にしっかり相談する事です。
